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春の七草の意味!昔の人の知恵がこんなところにも!

      2018/01/22


春の七草は、小正月(1月15日)のものを『七種』と言っていました。
文字は『七種』と書きますが、読み方は七草と同じく「ななくさ」です。
そして、正月7日のものを『七草』と言っていました。

ただ単に「七草」といった場合、多くは「七草粥」を食べることを指します。

昔から食べられてきたものには深い意味があります。
初めて七草がゆを作った時に、その意味や由来などが気になりました。

七草粥を作る時に、どのような意味があって作るのか分かると楽しく作れるのでは?
七草の意味や、どうして七草粥を食べるという風習が始まったのか知りたいですね!

それではいっしょに見てみましょう!

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七草の意味とは?

七草にはそれぞれ意味があります。
七草粥の七草は諸説ありますが、一般的には次の七種類を七草と言います。

春の七草の意味

  • 菘・鈴菜(すずな)→ 神を呼ぶ鈴
    蕪(かぶ)のことで、アブラナ科の植物です。
    効能として胃・腸・風邪・骨粗鬆症・しもやけ・そばかすなどに良いと言われています。また、かぶの葉にはビタミンや鉄分、食物繊維がたくさん含まれています。胃腸が弱っている時などは積極的に摂りたいですね。
  • 薺(なずな)→ 撫でて汚れを除く
    別名は寂れているなどあまりいい意味ではない使われないぺんぺん草といいます。ぺんぺん草の名前は、三味線からきています。三味線の音は「ぺんぺんぺん!」などと言いますが、三味線を引くときの撥(ばち)に似ているからなんです。
    効能として利尿・解毒・止血・むくみに良いと言われています。
  • 蘿蔔・清白(すずしろ)→ 汚れのない清白
    大根のことです。
    何だあって感じなんですが、風邪予防や美肌効果に優れています。
    消化酵素のジアスターゼが含まれている事は良く知られていますが、食物繊維やビタミンの栄養素もたっぷりです!
  • 仏の座(ほとけのざ)→ 仏の安座
    一般的に、子鬼田平子(こおにたびらこ)を指します。
    胃を健康にし、食欲増進、歯痛にいいと言われています。
  • 芹(せり)→ 競り勝つ
    競り勝つの名前から縁起のいい野菜とされています。
    解熱効果や胃を丈夫にする効果、整腸作用、利尿作用、食欲増進、血圧降下作用など、様々な効果があります。
  • 繁縷(はこべら)→ 繁栄
    はこべとも呼ばれます。腹痛薬として用いられており、胃炎・歯槽膿漏に良いと言われています。
  • 御形(ごぎょう)→ 仏体
    母子草(ハハコグサ)のことです。
    痰や咳にいいとされ、のどの痛みもやわらげてくれます。

現代でも食べられている大根やセリはなるほどと思いますが、ぺんぺん草なんて雑草ですよ!
でも、雑草にもこれだけの栄養があるとは驚きですね。

現代人から見たら七草は雑草ですが、食べる意味って何なんでしょうか?

七草粥を食べる意味とは?

七草粥を食べる意味は主に次の二つがあげられます。

    七草粥(土鍋)

  1. 野菜が不足する冬に栄養を摂るため
  2. お正月で疲れた胃を休めるため

昔は冬には野菜はあまり収穫できませんでした。
現代なら寒い冬でも温室栽培などでいろいろな野菜を食べる事が出来ますね。
雪の下からのぞく青菜類と一緒に食べるとビタミン類も取れるのでいいと思ったのでしょう。

昔の人にはビタミンの意味などは分からなかったでしょうが、生活の知恵で青菜が健康のためにはいいということが分かっていたんですね。

また、お正月にいっぱいおいしいものや、ついお餅など食べ過ぎて胃がもたれてくることもあったでしょう。食べ過ぎて疲れた胃を休めるため、消化のいいお粥を食べて胃の調子を元に戻しましょうの意味もあったのです。

昔から続いているものは科学が発達していなくても、経験から合理的なものが食べられていたり、行動がされていたりしますね。
昔の人の知恵に脱帽です!

このような意味があって、1月7日に一年間の無病息災を願って食べていたんですね。
でも、なぜ1月7日に食べるようになったのでしょうか?

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なぜ1月7日に食べるようになったのでしょうか?

七草粥 なんで7日に食べるようになったのでしょうか?

意外なルーツがあるんです!
中国の風習と日本の風習が元になっています。

昔々の日本には、厳しい冬も終わりの春のおとずれを感じさせる頃、雪の間からちょこっと芽を出した草を積む「若菜摘み」という風習がありました。
平安時代にはすでにこれらをお粥に入れて食べていました。

一方大昔の中国では1月1日から動物を当てはめて、その日の動物は大切に扱うという風習がありました。以下はその動物たちです。

  • 1月1日:鶏
  • 1月2日:犬
  • 1月3日:羊
  • 1月4日:イノシシ(豚)
  • 1月5日:牛
  • 1月6日:馬
  • 1月7日:人

1月7日は「人を大切にする日」というので、特別な日に7種類の野菜が入ったスープを食べて無病を祈っていました。

古くからの風習だったので、残念ながらはっきりしたことはこれですとは言えないのです。
平安時代にこの中国の風習が日本に伝わり、日本の「若菜摘み」と一緒になり、七草として定着したのではないかと一説には考えられています。

日本の風習と言われているものには中国の伝統から入ったというものがけっこうあります。これもその一つだろうと言われているんです。

その時代その時代に合ったように変化させていくのが日本人の特性ですね。風習なども使い勝手がいいようにいいとこ取りをして、庶民の知恵で変わっていったのではないかと思われます。
平安時代の七草から時代とともにその中身も変化していきました。

終わりに

春の七草の意味は次のように言われています。

  • 菘・鈴菜(すずな)→ 神を呼ぶ鈴
  • 薺(なずな)→ 撫でて汚れを除く
  • 蘿蔔・清白(すずしろ)→ 汚れのない清白
  • 仏の座(ほとけのざ)→ 仏の安座
  • 芹(せり)→ 競り勝つ
  • 繁縷(はこべら)→ 繁栄
  • 御形(ごぎょう)→ 仏体

なぜ1月7日に食べるようになったのでしょうか?
平安時代に日本の風習である「若菜摘み」と、中国の風習である「人を大切にする日」がうまく組み合わさって「七草」になったという説があります。

ちょうど野菜が収穫できない時期に、自然の草をお正月のご馳走で弱った胃にやさしいお粥と一緒に食べられるようになりました。

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